2023.07.25
「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」とはどんなブランド?
2002年にスタートした「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」はジルダ・ロアエックと黒木理也によって作られたフランスのブランドです。もとは音楽レーベルからはじまったメゾンキツネは、ファッション、アート、カフェなどあらゆるジャンルで活動を行っており各方面から高い支持を集めています。
キツネのロゴが印象的でもあるそんな「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」の魅力や人気の理由など、今回はたっぷりご紹介をしたいと思います。
MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)は、クリエイティブディレクター・ジルダ・ロアエックと建築家・黒木理也により設立されました。ジルダ・ロアエックは、フランスのハウスミュージックデュオ「ダフト・パンク」のマネージャーをやっていたという異色の経歴をもち、DJとしても活動していました。
そんな2人が出会ったことで生まれたメゾンキツネは、ファッションブランドでもあり、音楽レーベル、アートなどさまざまな活動も行います。
それぞれの出身国でもあるパリと東京を拠点とし、シンプルでユニークなアイテムが揃います。現在パリや東京のみならず、ニューヨークやロサンゼルス、韓国、香港などに直営店を展開し、さらに400を超える取扱店にて販売を行う世界中で親しまれるブランドです。
リーボックやシュウウエムラ、韓国発ブランド・アーダーエラーなどの人気ブランドとのコラボレーションも積極的に行い毎回話題をよんでいます。
MAISON KITSUNÉのファッション
アーティスト集団として多方面の顔をもつメゾンキツネが、ファッションブランドとして最初に制作したのが「スウェットシャツ」です。このアイテムがフランスのファッションブランド「A.P.C.(アー・ペー・セー)」で取り扱われ、販売を行ったところたちまち話題になります。
これがきっかけとなり、メゾンキツネはファッションブランドとして注目を集め、2005年に初のコレクションを発表します。2008年に初の直営店をパリにオープン、2013年には南青山に日本初上陸し国内でもすぐに人気を集めました。
メゾンキツネのコンセプトは「ニュークラシック」です。創業当初から現在に至るまで、高品質な素材を使用したシンプルかつモダンないつまでも色褪せないスタイルを提案し続けています。ファッションだけでなく、多くの側面からのアプローチや音楽と融合した新しさが魅力といえるのではないでしょうか。
さまざまな姿に変身する"キツネ"
メゾンキツネはフランス語で家を意味する「メゾン」と日本語の「キツネ」とかけ合わせたものです。
ブランド名でもあり、ロゴやシンボルとして印象的な「キツネ」。これは日本の「化け狐」からインスピレーションを得たといわれています。キツネは日本の昔話などでも度々登場し、稲荷神(いなりかみ)や妖狐(ようこ)などとしても知られてます。
このさまざまなものに化けるキツネの伝説のように、ファッションだけでなく音楽やカフェなど、まさに多数の顔を持ちどんな姿にも変身できるブランドという意味が込められています。
メゾンキツネのアイテムにはシルエットからリアルなものまで、様々な色や形をしたキツネがポイントとして用いられいられているので、比べてみるのも楽しいかもしれません。